当時私は、いじめにあってた。理由は分からないけど、いじめっ子に
気に入られなかったらしい。
「息がくさい」とか「気持ち悪い」とか暴言を吐かれたり、男子トイレで
しょんべんさせられたり、まぁ色々と酷かった。
でも私は「いじめられている」ということに気づかなくて(友達ではない
とは分かってたけど)母には何も言わなかった。泣きもしなかった。
っていうかこれが普通だと思ってた。
ある日新しい靴を買ってもらった。
それを履いて幼稚園にいったら、中に砂を入れられた。
まぁどういでもいいからほっといてたら母が靴を見て驚愕。
「なんで新しい靴がこんなに汚れてるの!?」
『○○ちゃんに靴に砂入れられたー』
母はたいそうご立腹のようだった。
「他には何されたの?他にも何かされたんでしょ!」
『こんなことやあんなこと~』
「……ちょっと来なさい!」
途中母が「あんたいじめにあってるのよ」と言ったけど、当の本人はとくに
驚きもせず( ・∀・)ヘェ って感じだった。多分、よく分かってなかった。
でも母の怒り方は恐ろしかった。
母が園長先生に私がいじめにあっていることを言うと
「ごめんね、今まで気づいてあげられなくて」
とまぁお決まりの台詞。どうでもいいので適当に頷いていた。
さっきいじめの内容を要約して言ってたけど、他にも
「あれとってきて!」
『いいよー』
といじめっ子のいいなりになってたりもした。自分は善意でやってたつもりだ
ったんだけど。
で、母は
「今度からはいいなりになっちゃ駄目よ!」
勿論いいなりになってることなんて分からんので、気迫に押されたこともあり
『うん』
と言ってしまった。
しかし、何も分かっていないのだから自分は何も変わらず
「あれとってきて!」
『いいよー』
この繰り返し。家に帰ると、いきなり母が
「今日は(いじめっこの)言うこと聞かなかったでしょうね!?」
ビビる。自分めっちゃビビる。一瞬黙る。
「…黙ってるわね。何かあったの?」
『えっと、○○ちゃんが「あれとってきて」って言ったからとってきたりは
したけど…』
母が、爆発した。
「なんで言うこと聞かないの! あんなに言ったでしょう!?」
とりあえず泣き叫ぶ自分。怖い。
そのあと
「…もう、あんたみたいに人の言うことを聞かない子は外国に売り飛ばしてやる!
外国で働かされて死んでしまえ!」
『Σ(゚Д゚;エーッ!』
もうガクガクブルブルな状態だった。
そこらへんにあった縄で縛られそうになったので、傍で呆然としていた兄の後ろに
隠れた。今度は兄がガクガクブルブルブル。
「そこをどけ!」と母に怒鳴られどこうとする兄。
でも自分が捕まえているのでどけない。兄がガクガク(ry
そのうち母は落ち着いたようで、
「もう何か頼まれても『うん』とか行っちゃだめよ!」
と言われ、私は泣きじゃくりながら頷いた。
母が去ったあとは、私と母の追いかけっこのあとでぐしゃぐしゃになった部屋が
残されていた。(片付けてから寝ろ!といわれた)
これが、数ある修羅場の中でも恐怖を感じた修羅場。
怖かった。マジで死ぬかと思った。
で、その後 小学校に上がった時は、大丈夫だったか?
まぁ色々あったけど大丈夫だったと思うよ。
>>20
まぁ、当時父が単身赴任でどこか行ってたから、その間子供がいじめにあってたとか
みっともなく思えたんじゃないかな。責任やらなんやらあるし。
ても、俺なら逃げてるな。
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