引用元: ・今までにあった修羅場を語れ 39話目
何か隠しているようだというので、同期仲間とこっそり携帯を見るように進めた。
そしたら実妹と「神谷さん」について頻繁に話してたらしい。
「神谷さん」の体調を心配したり、「神谷さん」に逢えるのが楽しみ。
旦那が帰国するから、今までみたいに神谷さんと会えない。
等というメールが発掘された。
やけ酒に付き合った同僚グループでそんな嫁は離婚しろ。証拠を集めて慰謝料もたっぷり取れ。と勧めたんだが、同僚はアドバイスを丸ごと無視して、酔った勢いで着の身着のまま妻を追い出したそうだ。
怒り狂った同僚は電話で離婚を言い渡し、妻も泣きながら了承。
同僚実家に報告したところ、母親に待ったをかけられた。
同僚も嫁ちゃんも短絡的だからキチンと話合えと、嫁実家に連れられていったんだと。
嫁さんは両親が亡くなり、実家は嫁妹が住んでる。
そしたら「神谷さん」が・・・猫だったらしい
妹さんが雨の日に拾った黒猫で、一緒に捨てられてた兄弟は助からず、一匹だけ助かったのが「神谷さん」 病弱で当初は数時間おきにミルクや薬を飲ませる必要があり、同僚妻もよく様子を見に行ってたらしい。ただ、旦那が帰国するから頻繁には実家に帰れない。
新婚当時の同僚が猫はあまり好きじゃ無いと言ってたので、猫の話はしてなかったんだと。
同僚は義妹に「何で神谷さんなの?」と聞いたらしい。
「最初は中山文十郎と名付けようと思ったけど誤解されそうなので神谷兵十郎にしました」
「なので愛称が「神谷さん」です。中山分十郎なら「文さん」だったんですけど」
報告会代りの酒の席で意味が判らないと散々愚痴られた。それ聞いた上司(バツイチ、再婚済み)が爆笑。両方とも昔の時代劇の登場人物らしい。義理の妹さんは、その俳優が好きなんだな。だってよ。
騒動が終わってから、俺らも同僚奥さんに謝罪の品を贈った。
同僚奥さんからも謝られたよ。
普通そんな事言われて了承する前に猫好きじゃないと言ってたから言い出せなかった
あなたがいない間猫がどれだけ心の慰めだったかとか
色々言って今後も自分だけで実家に見に行くことは許して欲しいと頼む所
嫁の中では猫嫌いな旦那を捨てる方が猫と会えなくなるより心情的に楽だったってことだ
同僚妻は、旦那を命に関わるような猫アレルギーで、猫嫌いはそれが原因と思ってたらしい
同僚→「神谷さん」と浮気したと思って離婚を言い渡す。
同僚妻→猫アレルギーの旦那に猫(神谷さん)を構っていたのがバレて離婚を言ってる。
(旦那を命の危険に晒した自分が悪い)
同僚にお前猫アレルギーなの?と聞いたら違うと言われました。
幼稚園の時に塀の上の近所の猫を構おうとして引っかかれ用水路に落ちて頭切ったのが原因で猫嫌いだそうです。
証拠のハゲも見せて貰いましたよ。
嫁さんに見せたら泣きながら笑ってくれたそうです。
∧ ∧
(ΦωΦ)
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