引用元: ・今までにあった修羅場を語れ 10
二種類分ってことで2倍長くなるつもりで読んでね。
3つに分けます。
10年ぐらい前、まだ新婚だった頃の事。
電灯がチカチカしていたので交換しようとした。
うちのマンションは天井が普通よりかなり高かった。
いつもは夫がやってくれるけど、その日は夫が出張中で
ずっとチカチカしてるのは鬱陶しいからと自分で交換しようとした。
身長150cmの自分じゃ全然届かないのは分かってたので
ダイニングテーブルを真下まで引っ張ってきて、
その上に椅子を乗せた。これなら余裕で届く。
が、交換してる途中でバランスを崩し、足を踏み外して落ちてしまった。
腰のあたり、確実に折れてる実感があった・・・痛くて動けない。
最悪なことに、その日夫は出張だった。
帰ってくるのは明後日。
転勤で引っ越してきてまだ2ヶ月ぐらいで回りに知り合いもいなかった。
が、何より困ったことは部屋のど真ん中でひっくり返っているので
助けを呼ぼうにもチェストの上の電話に届かない。
携帯電話が入ったバッグは隣の部屋だし。
ジッとしてるとなんとか耐えられるけど、ピクリとでも動くと激痛が走る。
しくしくしくしく泣いてるうちに深夜。
幸いフローリングの床だったので、両手のひらにペッペッと唾をかけ
仰向けのまま手のひらを床にピタッと貼りつけ、腕の力だけでズリ上がっていく。
それでも凄く痛くて悲鳴を上げながら繰り返し、少しずつ少しずつ・・・。
目標地点は書棚の下。そこまで行って、すぐ横にある窓に向かって本を投げつけて
なんとか窓が割れたら、更に本を投げつけながら救助を求める作戦。
しかし最近の窓ガラスは丈夫なのか全然割れない。
それでも何度もぶつけているうちに、チャイムが鳴った。
後から分かったが、階下の御主人が煩いと苦情を言いに来たんだった。
深夜だし、そりゃ煩かろう。申し訳ない。
必死で「助けて・・・!」と叫んだ。
やっとそれが通じて110番してくれたのが明け方4時頃だった。
鍵屋さんが呼ばれてドアをあけ救急隊員に運ばれたらしいけど、
その時はもう気を失っていたので、あとから聞いた話。
かくして一命をとりとめた。
が、本当の修羅場はそこからだった。
リハビリが終わったあとも腰の重だるさは続き、
家事等は一応それなりにこなしていたものの、とても夜の夫の求めには応じられなかった。
その半年ほどの間に夫の性の欲求が我慢できなくなったらしく職場の女の子と不倫。
夫には「医者がもう普段通りの生活をしてもいいと言ったのに断ったお前が悪い」と。
普段通りって言ったって、無理はしないようにとも言われてたのに。
「新婚なのに半年もオアズケ喰らったら誰だって浮気ぐらいする」と言われた。
そこまで言われてかえって早めに踏ん切りがついて離婚。
もちろん相手の女性には慰謝料を請求した。
まだ新婚だと言うことも、既婚者であることも知ってて
最初に誘ったのは彼女の方だったらしいし。
「だってぇ~めっちゃ好みのタイプだったんだも~ん」と
アニメ声で言われたときの脱力感は今でも忘れない。
その後夫は浮気相手と再婚しようとしたけど「転勤族は嫌」と断られたらしい。
私の方は長らく体調がすぐれず、2年ぐらい実家の自営を手伝ってたけど
いつまでも同居中の兄夫婦の世話にはなれないし、
幸い結婚前に働いていた職種に復帰できた。
完全に骨がくっついていない部分があるので、
どうかすると痛む時があるし、多分子供は産めないだろうなと思ってる。
このまま“おひとりさま”の人生になるつもりで昨年マンション買った。
これからガンガン働いてローン返していくつもり。
あまり無理したら後々響くから
無理をしないでね。
>>126
ありがとう。
ほんと、階下の御主人は恩人です。
>>127
ごめんw
電灯を交換しようとしたことで人生が大きく変わった感じだね
大怪我のせいで体調すぐれない時でも
妻は受け入れろってことなのか?
たかが半年やそこらも我慢できないって
それって妻が妊娠したら確実に浮気するってことじゃん。
こう言っちゃ悪いけど、早く別れて正解だわさ。
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