引用元: ・その神経がわからん!その62
好きなアーティスト繋がりで知り合ったフォロワーさんが何人かいるんだが、そのうちの一人が難病に罹ってしまった。
懸命に治療していて、治験にも参加したりしていた。アーティスト応援のアカウントは闘病アカウントになった。
みんな応援してたんだが、ある時「薬を飲んでて、これが副作用なのか聞かなくちゃ…」と自身の画像付きで載せた。
別にギョッとする画像でもなんでもない。程度としては、顔が少し赤らんでるかな?という感じ。
するとほかのフォロワーが
「※グロ画像注意!笑」
と返信した。
元々悪い人ではないが空気読めないところがある人だった。流石にこれには「何言ってんの!?」とびっくりした。
しばらくして、難病のフォロワーは画像を削除し、
「アカウントは残すが、投稿はしばらく控えたい」
と投稿してきた。
これに関しては他のフォロワーたちが「早く謝った方がいい」「本当に酷いことを言ったと自覚した方がいい」と結構厳しく詰めていた。
最終的に「軽い気持ちで書いてしまいました。ごめんなさい。苦しんでいる姿に寄り添えなかった。想像力が足りなかった」
と謝罪した。でも次のツイートで、
「健康って、凄く幸せなことなんだと学んだ。両親がちゃんと産んでくれたからだね」と呟いていて腹が立ったが、リアルでの付き合いもあるからブロできなかった。
難病のフォロワーはそれからしばらく書き込みがなかったが、治験でも薬が効かなかったことが報告された。
治療法は全て試したということだ。フォロワーにとって、つまり打つ手がないとはっきり宣告されたも同様だった。
凄く落ち込んでいた。もうなんと声かけたらいいかわからなかった。
するとまたあいつがやらかした。
「じゃあ、もうダメなんですね(´;ω;`)でも、参加したことに意義があります!あなたがダメでも他の人は救われて幸せになれるかも!それを喜びましょうよ」
「自分を実験台にしたこと、凄いと思います!お疲れ様でした。残りの時間ゆっくり過ごしてください。私も今度遊びに行きますね!」
返信はついていなかったが、「もうダメって明るく言われると、やっぱり辛いね」
と投稿。
それから数日、「早く死にたい」「なんで治らないの」「なんで他の人はみんな元気なのに私だけなの」「○して」と何度も書き込みがあった。
半年後、「母が代理で打っています。昨日、娘が亡くなりました。」とツイートがあった。
続々とお悔やみの言葉が並ぶ中、アイツも「悲しい。とても強い人でした」としれっとお悔やみを述べていた。
その後アーティストのライブで仲間内で集まった時、全員アイツをブロックしたと言っていた。
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