引用元: ・今までにあった修羅場を語れ 7
当時私は小学生で、うちは母子家庭という環境。
母は昼はフルタイムで働いて夜も別の仕事をしていたため、ほとんど家に居ないような状況だった。
子どもの面倒を見てくれるような近しい身内も居なかったので、夜は子どもだけで留守番をしていた。
もちろん危険なものには絶対触らない、何かあったらすぐ職場に連絡する、これをキツくキツく言われていたのでしっかり守ってた。
ある日の夜、いつものように留守番をしているとピンポンが。
もう下の兄妹は寝かけていて、わたしも一緒にうつらうつらしていた為ドアには出なかったんだけど、暫くするとまたピンポン。
念のため抜き足差し足で音を立てずにドアスコープを確認すると、そこには大家さんの娘が居て、何かあったのかと思いドアを開けてしまった。(後ですごく反省した)
娘「こんばんは、お母さん居るよね?出してくんない?」
私「お母さん今居ないので、何かあるなら伝言します」
とここで娘がいきなりおかしくなった。
娘「なんで!?なんで居ないのよ!!?本当は居るんでしょさっさと出しなさいよォ!!」
長すぎって言われたので切ります。
いきなり大声出し始めてきたのでビビってドアを閉めようとすると、隙間に足を差し込まれ逆に中に入り込まれてしまった。
ヤバイと思い私は玄関で仁王立ちのまま両手を広げて「お母さん居ないんです!居ないんです!!」と応戦。
奥の寝室から何事かと兄妹が出てきそうになったので必死に部屋から出るなと叫ぶ。
それに触発されたのか私の腕を掴み娘もまた叫ぶ。
金を寄越せだのお前の母親は犯罪者だだの今すぐお前を警察に連れて行って逮捕してやるだの他にもいろいろ言われ完全に私はパニック。
ただ私もぎゃんぎゃん泣き叫びながらお母さんは犯罪者なんかじゃない!!とか返すもんだからお互いヒートアップ。
暫くすると異変を察知した隣の家のおばさんが駆けつけてきて娘を引き離してくれた。
その後大家のおばあちゃんもやってきてなんとか収束。
本当にごめんね、と私に謝りながら娘を連れて帰って行った。
隣のおばさんもいつの間にか居なくなっていて、残された私はしばらく泣きじゃくり、落ち着いたところで母に電話をしこんなことがあったと伝え、そのまま戸締まりをして寝た。
もう一回切ります。
翌日母が帰ってきてからすぐ帰ってきてあげられなくてごめんねと謝られ慰められ……
その後大家の娘と母とでしばらく揉めたみたいだけど、私には何も聞かされず、詳しいことはわからないまま。
ただ母はかなり気の強い性格&頭の回転が恐ろしく早い人の為、「あんたを泣かした奴コテンパンにやっつけといたから!」と言われました。
そのせいか、娘からその後なにかコンタクトがあるわけでもなく(大家のおばあちゃんにはしばらく謝られっぱなしだったけど)、結局しばらくしてからそこを引っ越して何事もなく今を過ごしています。
その後聞いたことですが、その頃大家の娘は離婚して出戻ってきたばかりだったらしく、離婚の原因というのも娘がいろいろやらかしたから。元々頭が少々おかしい人だったらしい。
思い出すと本当に私はバカだなあと。
あれだけ言われていたのに(いくら大家の娘とはいえ)、知らない人を家にあげるなど……そのことは後に母にこってり絞られました。
当時小学生だった私にはいろいろ衝撃的な出来事でした。
知らなかったのは、そいつがおかしい、ってことだけじゃん。
家に上げたんじゃなくて勝手に入られたんだし、
まあなんていうか、乙でした。
>その後大家の娘と母とでしばらく揉めたみたいだけど、私には何も聞かされず、詳しいことはわからないまま。
この餡子の部分がないと
なんともかんとも
il||li ○| ̄|_
>>440
多分30代半ば?くらいだったと思います。
>>442
ありがとうございます
>>443
すみません…ただ最近なんとなく聞いたところ母の知り合いに弁護士やら警察の偉い人やら?が居たみたいなのでその人たち連れて少しお話ししただけよ~とは言っていました。
家庭環境が被るので、436さんは姉か?と考えたけど、そんな出来事の記憶がないので多分別人。
大家さん関連じゃ、開けるのも仕方ありませんよ…すぐおかしいと気づいて頑張ったお姉ちゃん偉い。
小学生でよく頑張ったよー
読んでてハラハラした
乙です
わたしも詳しいことが気にはなっていたので、さっき母と話してまたそれとなく聞けたのでカキコ。
元々住んでいた家というのが、家賃振込ではなく大家さんに直接手渡しという形だったそうです。
たまたまその月?か前の月の家賃が、私の病気のせいで治療費がかかっていた為遅れてしまい、母は分割で大家のおばあちゃんに渡していたそうです。
そこを見ていたらしい娘。
→大家の娘だし私が取り立てに行けば家賃渡してくれるんじゃ??母子家庭だし強めに出ればイケる!子どもだけで留守番してるみたいだけど何かあったらすぐ親が飛んでくるハズ!そこで家賃遅れた事に対して退去チラつかせれば余裕でしょ!
というブッ飛んだ思考で我が家に突撃。
しかし私が玄関に立ち塞がり結構な大声で叫んでくるもんだからだんだんヒートアップ。
そのうち上で書いたように大家のおばあちゃんにより連れ去られる。
すみません長すぎと言われたのでいったん切ります。
結局家賃はネコババする気だったみたいで、その事については後日の母との話し合いの場でポロリと喋ったそう。
大家のおばあちゃんはそれ聞いてポロポロ泣いてたらしい。
話し合いの中でおばあちゃんが
「本当に申し訳ない。あなたたちには二度と娘を近づけさせない。だからどうか穏便に事を済ませて欲しい」
と泣いて言ってきたらしい。
母も、元はと言えば家賃が遅れてしまった私のせい。それに引っ越すにしても母子家庭という事もありなかなか次の家も見つからない(この時の家もやっとの思いで見つけた家だった)し、
子どもたちに二度と近づかなければこれ以上どうこうという気はない。
ただ子どもの心にトラウマを作った、それだけは覚えていて欲しい。次なにかあったら私も容赦はしません。
と言ってその場は終わったそう。
ちなみに弁護士の知り合いは念の為連れて行ったけど、娘が何かおかしい事言う度に母がだまらっしゃい!と話し合いを進めたそうなのでほとんど口出しさせなかったわ~と言っていました。
本当に肝っ玉母ちゃんです。こわい。
ちなみにおばあちゃんは本当に優しくて、家賃の事は大変だろうし初めての事だからいいわよ、それよりこれ作りすぎちゃったの良かったら食べなさい、と夕飯のおかずをくれるような人。
なぜあんなに優しい人からあんな娘が産まれてしまったのか……不思議です。
何度も出てきて申し訳ありませんでした。
これにてROMに戻ります。
支援、乙ありがとうございました。
家賃横取りのクソ女だったのか。
その大家娘サイテー・・・そしてお母さんGJ!
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