エネ「来年から親の自営を継いで欲しいと言われてる」私「無理」→ ウトの怒りの電話で旦那の驚愕のウソが発覚！！

ウトメは、盆暮れ正月もない仕事
なのでここ数年は帰省もなく、
用事で電話をかけたときにだけ
話す程度の関係でした。

今年に入ってから夫が急に
「親父たちも年取ったから自営を
継いで欲しがっている。早ければ
来年あたり実家に帰って修行を
始めないといけないかもしれない」
と言い出しました。

もし自営を継いだら、私もほかに
働き口があるようなところではないし
今ですら赤字続きと聞いているのに
若夫婦が継いだら常連客も離れて
とてもやっていけるはずがないと
夫に言ったのですが、親父たちが
言うのだから仕方ないと言って
きいてくれませんでした。

ある日、珍しくウトから私に電話が
かかってきました。最初から怒り口調で
「私達から生きがいを奪う気か、
そんなに店が欲しいか」「息子の人生を
台無しにする気か」と罵倒されました。

意味がわからず困惑していたらトメが
出て「お父さんも怒っているし、もう
一度考え直して欲しい」と言われたので
どういうことか事情を聞きました。

それでわかったのですが、ウトメは
夫に自営を継がせようとしたことは
一度もなかったのです。
それどころか、私が自営をしたがって
いるから店を譲ってくれとウトメに
持ちかけていたのです。

夫を問い詰めると、自分が継ぎたいと
言ったら断られたので、私をダシに
すればウトメたちも断りにくいだろう
と思った、と言いました。

会社で歯車として働くより、貧しく
ても一国一城の主になりたい、と。
そのために私を悪者にして、自分の親
から生きがいを奪おうとしたんです。

もめましたが、結局夫は強引に
実家に帰り自営を継ぎました。
私は仕事を辞めたくなかったので、
しばらく別居ということになったんで
すが、半年で自営は多額の借金を
抱えて潰れました。

ウトメは二人とも心労で倒れ、入院。
休暇をとってお見舞いと事後処理等の
手伝いに行ったら、親戚が大勢来て
いて（聞かされていませんでした）
囲まれて責められました。

自営が潰れたことが私のせいに
されていました。 なんでも人のせいに
したがる癖があることは知っていまし
たが、そこまでとは思いませんでした。

いろいろありましたが二年かかって
やっとのことで離婚しました。

気の毒だけど、その時点か無理矢理
自営を継いだ時点で、別れておいた
ほうが ベターだったね。

ともかく乙でした。