中学の時彼が出来た。親公認でずっとこのまま結婚するんだと思ってた。でも内定をもらい「婚約者」として挨拶に行ったら彼のお母さんが「恋愛ごっこと結婚は別」と言い出した

私もそうだけど、彼もビックリしてた。まさか反対されるとはこれっぽっちも想像してなかった。
私の親は当然そのつもりなんだろうと思って見守っていたそうで、
彼の両親が大反対してることにわけが分からないと言う感じ。
結局のところ反対の理由ってのは、彼の両親が息子の嫁として迎えたい女性がいたらしいんだ。

下衆な言い方をすれば、彼両親がそこんちの資産に目がくらんだと言うこと。
そしてその話を聞いた彼氏から
「親に反対される結婚って不幸だよね･･･幸せにはなれないよね･･･」ってしみじみ言われて
「どうして？幸せになれるかなれないかは自分たち次第なんじゃないの？」って言ったら
決定的なことを言われたんだよね。

「中学からずっと付き合ってて、ここまできたらもう結婚しなきゃいけないって義務のように思ってた。
けど、違う人生もあるって思ったらそっちに行きたくなった」って。
「え？義務で付き合ってたの？私はお情けで付き合ってもらってたの？」って、もう本当に泣きそうだった。
「そうじゃないけど。好きだから付き合ってたんだけど。でも正直もう新鮮味とかないよね」って言われて
それ聞いて、ああもうダメなんだ、何をどう言っても結婚できないんだ、
彼の気持ちが変わることはないんだ、もともとそんなに私と結婚したいわけじゃなかったんだ、
私のひとり相撲だったんだ･･･って絶望した。
その日限りで別れた。

実は今の夫と付き合っている時に、元彼から復縁要請があった。
私と別れたあと、お見合いはしたんだそうだ。例の三姉妹の誰かと。
とてもお付き合いできるタイプではなかったそうだ。
私と別れたことを後悔しまくってて、思い切ってダメモトで来ましたって。
１％でも可能性があるのなら待ちますって言われたけど
私は現在進行形の恋愛の真っ最中で、彼君とのことはもう過去のことです。
二度と会いたくないと思ってますって突っぱねた。

今もまだ未婚のようだ。
あの時は本当にショックだったけど、おかげで今の幸せを掴めたので
確かに完璧な結果オーライであり、今幸せなことが彼への復讐でもあると思っている。