引用元: ・その神経がわからん!その54
俺は身内関係のごたごたがきっかけで、未成年の頃から今なおEDだ。
だから積極的に彼女を作ろうとは思わなかったし、告白されたりそういう雰囲気になった時にはどう思われようと必ず相手に伝えるようにしていた。
二十も半ばになると職場の先輩や上司達からやたら彼女だ結婚だの話をされるようになり、ある時の飲み会で自分がEDで結婚するつもりはないと酒の勢いで暴露した。それ以降はある意味ネタのような感じで弄られるようになって、俺的には気楽に受け止めていたんだ。
だがお局の側近的なポジションのおばさん(以下A)は、そんな俺の事情を『どうせ一時的なもの』『治療を続ければ治るわよ!』とあまり真剣に受け止めてない感じで、何故か自分の娘を俺に薦めてきたんだ。あまりに鬱陶しかったから一度だけ会う事にして、その時に娘さん本人に伝えてしまえば向こうから引くだろうと思っていた。
だがいざ会ってみると娘さん(以下A娘)は、EDになった経緯や治る見込みが薄い事を説明しても全く問題ないとあっけらかんとしていた。一緒に過ごしてみて居心地も良かったので、そのまま付き合う事になり、数年の交際。
ご両親であるA夫妻に挨拶し、事前にA娘が説得してくれていたこともあって無事理解を得て、結婚にまで至ったのだが。
結婚から十年近く、俺はねちねちねちねち孫を見せろ孫が欲しい孫はまだかと、執拗にAから職場でもそれ以外でも責め苦を受けてきた。上司や同僚、A娘やお義父さんも窘めたりフォローを入れてくれるが、周りなど見えていないかのように怨嗟の如く不満をたらたら。
『勃たないなんておかしい!』『男として欠陥!』『子供を作れないなんて騙された!詐欺だ!』
お前それ知ってて娘紹介したんちゃうんけ。結婚許したんちゃうんけ。
神経の分からんババアの妄言にこっちの神経がおかしくなりそうなので、嫁と会社の理解を得て、4月に転勤が決まりました。
実の両親と義理の両親、合わせて4人親がいるのにお義父さん以外の頭がおかしくて辛い。
とんだ義母だったけど、義父のDNAを濃く受け継いだ奥さんと出会えたことだけは何よりだったよ
猛毒老人とは縁を切って末永くお幸せにな
実の両親も!?
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