義母は義弟を溺愛、旦那にはなぜか冷たい。旦那は母親の手を煩わせないよう必死で勉強し国立大に進学し就職。義弟はワガママ放題のフリーターで出来婚。ある日義母が自損事故を起こし

ようやくスッキリしたので。
 
義実家と旦那の関係は元々よろしくない。義母が義弟を溺愛し、旦那に対してなぜか冷たかった 。義弟夫婦に子供が出来たときもそれに関わる費用の大部分を出したのが義母だった。なのにこっちがそろそろ子供を…という話を出すと、そちらは勝手にやりなさい、何も手助けできませんからと何も頼んでいないのに突き放されて、モヤモヤしたのでさすがに旦那に話を聞いた。 

小さいとき、旦那はオムツが外れるのが遅い、言葉が遅い、いたずら大好きな腕白坊主だったらしい。 義弟は逆で小さいときは手のかからない良い子だった。義母はそのときから手のかかる旦那と良い子の義弟を比較し、旦那を大声で罵っていたそうだ。

成長していくにつれて旦那は母親の手を煩わせないよう必死で勉強し、某国立大に進学し就職。逆に義弟はワガママ放題、高校も市内で有名な馬鹿校をやっとこさ卒業しフリーター、そして出来婚した。なのに義母は義弟が可愛くてしょうがないみたい。 

決定的なのは旦那が就職して間もない頃、病気をして通院費用やら何やらでお金に困ってしまったときに、あんたに援助する金はないと断られたこと。旦那は泣きそうになりながら私から金を借りた。当時は家庭事情を知らなかったけど、この一件は旦那にとって心の傷になってしまったようだ。

義母が自損事故を起こして、怪我をして入院(命に別状はない)、車は廃車になったという連絡があった。あんたは長男だから金を出せと。そして自分が退院するまで私に義弟一家の手伝いをしろと。 

勝手に私の中で何かが切れた。旦那は電話越しにも聞こえる義母の罵声に動揺してお金を出そうとしたので電話を強引に切って、洗脳解くことにした。最初は思い出話から旦那に辛い思い出を吐き出させて、最後は涙ながらにどれだけ私が旦那を大事に思っているかお互いを大事に慈しむのが家族で、一方的にいじめて搾取するのは違うよ。あたなは悪くないって抱きしめた。旦那も泣いて、家族を作ろうと約束してくれた。 

義母から再度、電話がかかってきたとき、「義弟さんに頼んでください。何も手助けできませんから」とだけ言って義母、義弟ともに着拒否。義母が入院中に引越した。義弟から一度凸られたんだが、旦那が「お前は一体いつまで人に助けてもらうつもりだ！俺は面倒を見る気はない！」と一喝。甘やかされて育った義弟は相当ショックを受け玄関先にあったものを旦那に投げつけて逃走 。

無事引っ越した。風の噂では義母は入院費用を踏み倒そうとして病院と大いにもめたそうだ。怪我人を見捨てるなんてという思いは自分の中で少しあったけど、今の穏やかな生活には変えがたいね。