引用元: ・百年の恋も冷めた瞬間!★153年目
長くなりますので苦手な方はご注意ください。
大学生のとき付き合っていた、同じサークルで3つ年上の元彼。
うちのサークルでは毎年夏休みに「夏合宿」という、
地元の海水浴スポット(ちょっとした離島みたいなところ)に泊まって
昼は泳いで夜は飲んで騒いでというイベントがあった。
私が2回生の夏合宿のときのこと。
夜も更け、ちらほらダウンする人も出始める頃
ある先輩が私のところに「Y(元彼)がいないんだけど…」と言ってきた。
聞くと、周囲を探したが見つからない、宿泊所(海の家の建物を借りていた)にもいない、
携帯に電話しても出ない、私子はなにか知らないか、とのこと。
私は元彼とは離れた場所で飲んでいたのでそんなことになっていたことも知らず、
慌てて探しに行くが見つからない。
目の前は真っ暗な海なので、まさか酔っ払って海に入り溺れたんじゃ…と思い
泣きそうになっていると、別の先輩が
「船着き場に行ってみよう。俺車出すよ」と言ってくれ、お言葉に甘えることにした。
車で5~10分程度のところにある船着き場に行き、数名で探すも
姿は見えない。
元彼の履いていたサンダルが落ちているのを見つけた。
そしてその少し向こうに眼鏡、そのまた少し向こうにタンクトップも落ちていた。
どれもその日元彼が身につけていたもの。
その状況がうまく飲み込めず困惑していると、
ふとそばに停まっている白いバンが目に付いた。
もちろんサークルの誰かのものでもないし、まさかとは思ったのだが
万が一を考え、失礼を承知で外からバンを覗き込んだ。
すると、いた。
海の家からは随分と離れたところで、誰のものかもわからないバンの中で、
元彼はのうのうと寝こけていた。
私が「いたー!」と叫ぶと、一緒に来てくれていた先輩が走ってきて
私の絶叫にも気付かず未だ寝こけている元彼を引っぱたいて起こしてくれた。
(バンの鍵はかかっていなかった)
そのまま寝ぼける元彼を先輩の車に押し込み、海の家まで戻った。
一緒に探してくれた先輩や車を出してくれた先輩にお礼を言うと、
「Yが無事でよかったよ」「あいつ随分飲まされてたからね~」と
優しくフォローしてくれ、ついでに私の心配までしてくれた。
…ここで終わっていれば、まだぎりぎり冷めなかったかも知れない。
前置きが随分長くなったけど、冷め話本題はここからです。
発見から今まで寝ぼけた風でずっと黙っていた元彼がきょとんとした顔で私を見て、こう言った。
「…あのひとたちは誰ですか?」
元彼の発言の意図が全く掴めず、は?と言うと、元彼は
「あの人は僕の知り合いですか?ここはどこですか?」と続けた。
なんの遊びだ、と呆れたが、一応
「あの人たちは○○先輩と▲▲先輩だ。○○先輩はあんたの親友で、
▲▲先輩はあんたが一番世話になっている先輩だ。ここは◆◆島で、今は夏合宿二日目の晩だ」と丁寧に説明をしてあげた。
が、首をかしげ要領を得ない様子。その場にいた、まだ起きていた面子のこともよくわかっていない。
ふと思い立ち、じゃあ、私のことはわかる?と聞いていみると
私の名前は即答だった。
ついでに自分の名前や家族のこともわかる感じだった。
あ、これは怒られるのが嫌だから記憶喪失的なフリをしているな、と思い
なんでこんなガキでもやらないようなことするんだろうと思うと冷めた。
お酒の席(?)でのことだったし、まぁ怪我もなく無事だったから心配と迷惑をかけた先輩にお礼と謝罪を言わせればいいかと思っていたが
それもせずこんな粗く雑い演技で乗り切ろうとしているのも腹が立った。
さらには「サークルのみんなのことは忘れちゃってるけど君のことは覚えているよ☆」みたいな、
都合のいい『部分的な』記憶喪失装っちゃってるところにスレタイでした。
まわりは友やめレベルだよねぇ。おつ。
ひろみゴーの物真似の人かしら?
話題流れてるし亀なのですが
レス頂いてたので少しだけ失礼します。
>>352
おつありがとうございます。
後輩にはよく懐かれていましたが、私の友人たちからの評判は最悪な人でした。;
今思い出してもよく3年続いたなあと思います。
>>354、>>355
ググってわろてまいましたw
>>356
仰る通りです。
一浪したので、歳は3つ上で回生は2つ上でした。
>>357
翌朝はけろっとした様子でした。
付き合いきれんと思ったのであまり深く追求していませんが、
どうやら「忘れていたことを忘れた」風を装っているようでした。
「俺昨夜の記憶なくて…なんか迷惑かけてませんでした~?」みたいな感じ。
その厚顔さにももうひと冷めでしたね。
それでみんな丸め込めると思ってたのかね(‘A`)
サークルの子orその辺でナンパした子と野外でいちゃついてるのを発見!っていうオチになるかと思ってた
>>384
せっかくレスいただいたのに、そこだけは本当に謎なんです。
バスや車が通るような場所でも時間でもなく、自転車や原付もありません。
歩いていくには30分以上はかかる道のりでした。
記憶喪失風状態の元彼には聞いても「?」だし、
翌朝の元彼はそんな遠くに行っていたことも記憶にないとのことなので
真相は結局解らずじまいでした。
と言うか薄気味悪くなってきたので、あまり追求しませんでした。
私も>>385的なことが脳裏を過りました。
それはそれでもっと盛大に冷めてすぐ別れたと思います。
消えると言っておきながら…すみませんでした。今度こそロムに戻ります。
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