・結婚したら専業主婦になってね(ここまでは分かる)
・専業なんだから、家事は全部やって、朝晩おかずは6品は並べる事。昼食は僕は外食するから、君は残り物で済ませてね。主婦なんだから当然でしょ
・トマトとしいたけと酸っぱいものと…(覚えられんかった。割と定番の食材ばかり、10個くらい言ってた)は食卓に出さないでね(野菜全般も好きじゃないらしい。そんなに好き嫌いの多い奴が、おかず6品とか寝言ほざくんじゃねえ)
・毎晩一緒にお風呂に入ろうね!だって僕の従兄弟の××君は10歳年下の奥さん貰って、毎晩一緒に入ってるんだよ?(だから何?)
・新居は一戸建てを立てるよ。で、僕の部屋は書斎。君には良いキッチンを作ってあげる。え?君の部屋?主婦なんだから良いキッチンがあれば十分じゃない?
・子供は勿論産んでね。専業なんだから、子供は君一人でみてね
・君が子供を育てて家事をしてる間、僕は趣味に専念するよ。それで、君には「趣味に生きるパパって格好いいよね!」って思うように、子供たちを教育して欲しい
・結婚したら、メイクは止めて。僕化粧嫌い。え?嫌なの何で?だって結婚するんだよ?旦那様の好みに合わない格好する意味ってなくない?
・僕はやってないから君も基礎化粧を止めてね。勿論、ブスになったり老けたりしたら許さないゾ!
・君、今何キロ?165センチ52キロか…うん、もう少し痩せよっか!(ちなみに奴は見合いの釣書の値と実際の体重とが約10キロズレていた。別に痩せてなくてもいい。ただ、そこまで自己管理できてない奴が、他人に過度な節制を求めるな)
・君の今の趣味は全部、結婚したら止めてね。それで、新しい趣味、「旦那様の趣味に付き合う事」、そして子供ができたら、「趣味を楽しむ旦那様と子供たちを見守る事」を趣味にする事!
・結婚したらマイホーム建てて、車は維持して、子供は小学校から私立に通わせよう。ちなみに僕のお小遣いは月8万円ね!だってそれくらい要るもん。(奴の年収はざっくりとは聞いた。平均よりはちょっとはいいかな?
くらいの額。ただ私もそれ位稼いでたから、その程度の額でその生活を維持して妻と子供を養って、かつ夫の小遣い8万が無理なのは分かる)
開いた口が塞がらんとはこの事よ。
いったいどこの奴隷の雇用契約か。
あまりに奴の出す条件がめちゃくちゃだったんで、思わず、「あなたと結婚して、私にいったいどういうメリットがあるんですか?」と、真顔で聞いてしまった。
そうしたら、奴は真顔で言い放った。
「愛する人に尽くせる人生って、幸せだと思うよ?」
まあ、世の中にはそういう女性もいないとは限らんから、奴の言い分を全否定はしない。
しかし、愛情の名の下に奴隷奉公してくれる相手をパートナーに望むんなら、せめてそのパートナーは、そのレベルにまで惚れこんでくれる相手を作って、その中から見繕おうな?
(奴の)母親の伝手で紹介されただけで、結婚にも見合いにも別に積極的でない人間が、その条件を飲めるほど愛情を注いでくれると、どうして信じられるんだろうか。
カタログスペックは悪くない人だったのに、中身がこれじゃあ永遠に結婚できないだろうなと思った。
とか思ってたら、この見合いから一年経ったか経たないかくらいで、この男が結婚したと聞いた。
あの条件、飲む人いたんだ。すげー……。
世の中にはいろんな人間が居るもんだと己の見識の浅さに衝撃を受けたけど、でもやっぱり見合い相手もその結婚相手も神経分からん。
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